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天然ガスパイプライン検討 勉強会発足へ

天然ガスパイプライン検討 勉強会発足へ

上伊那の市町村長と県経営者協会上伊那支部が15日懇談し、天然ガスを供給するパイプラインの上伊那地域への整備について官民合同の勉強会を立ち上げ、検討していく事が確認されました。 上伊那の市町村長と県経営者協会上伊那支部は2008年から毎年懇談会を開いています。懇談は冒頭のみ公開で行われ、今年は天然ガスのパイプライン整備などについて話し合いました。 上伊那では、天然ガスを使用する都市ガスが整備されておらず家庭や企業ではプロパンガスを使用しています。 経営者協会上伊那支部によると、天然ガスはプロパンガスと比較し二酸化炭素の排出量が少なく、発熱量あたりの単価が低いという事です。 パイプラインの整備は、リニア開業などの交通網整備を見据え将来的な企業誘致にも有利な条件となると期待しています。 天然ガスを供給するパイプラインは、新潟県から諏訪市を経由し静岡県まで整備されています。 経営者協会上伊那支部では、「天然ガス供給業者の誘致や、整備費用、プロパンガスを扱う既存の事業社への対応など課題は多い」とし、「まずは、技術的な面から導入可能かどうか検討していきたい」としています。

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