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障害者就職・雇用相談会

障害者就職・雇用相談会

 上伊那地域の障害者を対象にした就職・雇用相談会が、17日、伊那市のいなっせで開かれました。  これは、障害者の雇用促進を図ろうとハローワーク伊那が毎年この時期に開いているものです。  今年は、企業は、去年より6社多い25社、求職者は去年より2人多い102人が参加しました。  参加企業が増えたことについてハローワーク伊那では、今年4月から障害者の法定雇用率が1.8%から2%に引き上げられたためと見ています。 ハローワーク伊那管内の障害者の9月末の有効求職者数は412人で、内訳は 身体障害が147人、知的障害が82人、精神障害が174人などとなっています。  412人のうち45歳以上が222人で、中高年の割合が高くなっているということです。  参加した40代の男性は、「法律が変わっても、障害者雇用について浸透していないと感じる。去年も参加しているので、今年こそ良い結果を出したい」と話していました。  ある企業の人事担当者は、「法定雇用率を達成することが必要だし、幅広く活躍してくれる人をみつけたい」と話していました。  ハローワーク伊那では、「上伊那の求人倍率は、0.79と県内でも2番目に低く、厳しい雇用情勢は続いている。一般・障害者の求人が増えるように求人開拓を進めたい」と話していました。

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