イルミフェスで雅楽演奏
伊那雅楽会による平安の調べ
イルミネーションフェスティバルが行われている南箕輪村大芝高原で20日、伊那雅楽会による演奏会が開かれました。 雅楽の演奏はイルミネーションの幻想的な雰囲気の中で雅楽を演奏したいとの思いから上伊那の神職らでつくる伊那雅楽会が行っているもので今年で4年目です。 雅楽は主に宮中や社寺で奏でられていたもので中国から伝わり日本古来の音楽と融合してできた音楽とされています。 10世紀頃には雅楽の形態が成立したということで世界最古のオーケストラといわれています。 伊那雅楽会は結成33年目で神社の祭礼のほか介護施設への慰問など様々な場所で演奏活動を行っています。 伊那雅楽会では「上伊那の風物詩として定着したイルミネーションフェスティバルを演奏で応援していきたい。」と話していました。 雨が降る中の演奏でしたが、大芝高原には平安の時代を思わせる伝統音楽の音色が響いていました。