農業を基本に 新たな産業の創出を
伊那谷アグリイノベーション推進機構設立
農業を基本に新たな産業を作り出す「伊那谷アグリイノベーション推進機構」が23日設立されました。今後、信州大学農学部の研究を活用し、新たな産業の開発や発展を目指します。 伊那谷アグリイノベーション推進機構は、上下伊那の企業や信州大学、行政機関など28団体が所属しています。 信大農学部の研究成果を新たな産業に結びつけることを目的に発足しました。 KOAの会長で、代表に就任した向山孝一さんは「六次産業化やプレミアム化による、信州モデルを創りだしていきたい」と話していました。 記念式典では、農林水産省の皆川芳嗣事務次官が「農林業における産学官連携の推進について」と題し講演を行いました。 皆川事務次官は「農業の多面的な機能を発揮し、経済界と連携する事で、農業の成長産業化が実現する」と話していました。 機構では当面、定期的にイベントやシンポジウムを開催していくことにしています。