クロスズメバチの女王蜂の越冬準備
伊那市地蜂愛好会
伊那市地蜂愛好会は、クロスズメバチの女王蜂の越冬準備に追われています。 交尾させた女王蜂を箱に取り込み冷蔵庫で冬眠させ、来年3月に会員に配ります。 伊那市西箕輪大萱のクロススズメバチの繁殖小屋。 日中暖かくなるとたくさんのハチが小屋の中を飛びまわり、交尾をします。 女王蜂は、冬をこしますが、オスは、死んでしまいます。 繁殖小屋には、10月25日に蜂が入れられました。 今朝7時、会長の田中耕一さんは、えさとなる砂糖水を与えていました。 朝は、蜂の動きが悪く小箱に取り込みやすくなります。 えさやりと同時に女王蜂を取り込んでいきます。 こうした繁殖作業を行っている組織は、全国的に見ても珍しいということで、試行錯誤の日々が続きます。 愛好会では、今年6,000匹の女王蜂の越冬を計画しています。 小箱に取り込んだハチを冷蔵庫で冬眠させ、来年3月の総会で70人いる会員全員に配布します。 女王蜂の取り込みは、12月中旬まで行われます。 伊那市地蜂愛好会は、会員を募集しています。 入会希望者は伊那市耕地林務課まで。