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消防広域化後 出動区域素案示す

伊那消防署減少、高遠・箕輪増加

消防広域化後 出動区域素案示す

上伊那消防広域化協議会が11日、伊那市のいなっせで開かれ消防広域化後の各消防署の出動区域を見直した素案が示されました。伊那消防署の出動区域が減少し、他の3つの消防署の管轄が増加する案となっています。 11日は伊那市内で12回目の協議会が開かれ広域化後の各消防署の出動区域を見直した素案が示されました。 広域化後は、これまでの市町村の境界では無く、現場到着時間の短縮を図る為、最も近い消防署から出動し、活動する事を基本としています。 示された素案によりますと広域化後はこれまで伊那消防署が管轄していた、伊那市西箕輪の吹上、大泉新田、南箕輪村の北原、久保、中込、塩ノ井は箕輪消防署。富県の桜井、貝沼、美篶の中県、下県、手良の八ツ手、下手良、は高遠消防署。西春近の赤木、下牧は、駒ヶ根市の北消防署が管轄するとしています。 今回の出動区域の変更により、各消防署の救急隊の出動回数は、平成24年のデータを基に一隊あたり、伊那消防署は672件、高遠消防署は577件、箕輪消防署は489件となります。 広域化後は、部隊体制や車両配備など、状況を見ながら見直しを進めるとしています。 広域化協議会では、来月までに、関係する区長会や各市町村議会、警察、消防団に説明をしていくとしています。 上伊那消防広域化協議会では、来年1月20日に、各市町村長が出席して広域化に関する協定を締結する予定です。

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