はびろの里で防災学習会
災害時の福祉避難所に指定されている伊那市西箕輪の老人保健施設はびろの里で9日、施設と地域住民の連携について考える防災学習会が開かれました。 はびろの里は、伊那市から災害時に高齢者や障害者などの要援護者を受け入れる福祉避難所に指定されています。 学習会は地域との連携を深めていこうと初めて開かれたもので、およそ15人が伊那市危機管理課の職員から災害時の対応について話を聞きました。 職員は、「地域と施設がお互いに協力できることをはっきりさせておくことや、顔のつながりを作っておくことが大切」と話していました。 はびろの里では、「ここには医師が常駐しているので、災害時には医療面でも協力できる」と住民に説明していました。 現在、伊那市は29の施設を福祉避難所に指定しています。 はびろの里では、災害時に備え今後地域と合同で防災訓練を行っていきたいとしています。