北新区 新ごみ中間処理施設建設同意
同意にあたり環境保全協定締結や道路改良、定住対策求める
上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設の建設候補地の地元区のひとつ伊那市富県の北新区は、施設建設に同意することを決めました。 25日は北新区の間澤傳区長ら役員3人が伊那市役所を訪れ上伊那広域連合の白鳥孝連合長に建設同意を伝えました。 広域連合は建設候補地となっている伊那市富県天伯水源付近の地元北新区と桜井区に建設同意の申し入れをしていました。 このうち北新区からは施設建設にあたり地元からの要望が出されていました。 協議により地域の道路改良や定住対策のほか、建設期間と稼働期間を合わせた33年間の環境保全協定を締結し、この間の協力費を8,500万円とすることなどが決まりました。 北新区では建設同意について各世帯から賛成反対の意向調査を行い結果は賛成多数だったということです。 広域連合が建設同意を求めているもうひとつの地元区、桜井区は、近日中に要望書を提出する予定です。 また施設建設の協力を依頼している隣接区の上山田区からはすでに要望書が出されていて現在、区役員とのあいだで協議が行われているということです。 広域連合では今後北新区との協議を基本に桜井区と協議し早い時期に建設同意を得たいとしています