県内最大電力平成22年度比で5%削減目標
県地域温暖化対策会議で確認
長野県地域別温暖化対策会議が19日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、この冬の県内最大電力の節電目標を平成22年度と比べて5%削減することが確認されました。 会議には県地球温暖化防止活動推進員など17人が出席しました。 冬は暖房器具の使用が増えることや日照時間が短く照明器具を使う時間が長いことから夏と比べ一日の中で電力需要が大きい時間帯が長いことが特徴だということです。会議ではこの冬の県内最大電力の節電目標を平成22年度の296.9万キロワットから5%、およそ15万キロワットを削減するとしています。 取り組み期間は12月1日から来年3月31日までで、目標達成の取り組みとして電力使用量を削減するカット、電力使用量が多い時間帯を避けるシフト、省エネ型製品に切り替えるチェンジの3つの手法を掲げています。 県では「冬は午前9時から11時と午後5時から7時の二つの電力需要がある」として、この時間帯の節電を呼びかける県民運動を展開するとしています。