江崎孝坪没後50年展
旧高遠町出身の日本画家江崎孝坪の没後50年展が27日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。 会場には美術館が所蔵する江崎孝坪の作品7点が展示されています。 江崎孝坪は旧高遠町出身で、昭和初期から昭和30年頃に活躍した日本画家です。 時代に忠実に、服装や儀式などを再現する「歴史画」を得意としていて、黒沢明監督の映画「七人の侍」では衣装考証を担当しました。 ある作品は、奈良時代に鷹を使って狩りをしていた「鷹匠(たかじょう)」の姿を再現しているということです。 江崎孝坪は一般的な日本画に比べ輪郭線が太く、単純化したデザインで描いている点が特徴といわれています。 江崎孝坪没後50年展は来年3月30日まで、信州高遠美術館で開かれています。 入館料は一般500円、小中学生は150円です。