上伊那消防広域化協議会 想定協議終える
上伊那消防広域化協議会が4日伊那市内で開かれ、広域化に伴い想定した全ての協議が終了しました。来年1月20日には上伊那の8市町村長が出席して広域化に関する協定を締結する予定です。 4日は広域化後の本部や各消防署の名称についての協議が行われました。 結果、本部の名称については「上伊那広域消防本部」に決まりました。 消防署については、駒ヶ根市の北消防署と飯島町の南消防署は、伊南 北、伊南 南消防署に変更し、それ以外の消防署はこれまでどおりとする事が決まりました。 これにより、協議会発足時に想定した、45項目全ての協議が終了しました。 また、協議会では国から消防広域化重点地域の指定に伴い県に対し財政支援を求めていく事を確認しました。 県に対し支援を求めるのは、広域化に伴う消防車や救急車の表示変更の費用や、事務所のOA機器の整備費など5千万円です。 要望書は5日白鳥孝伊那市長が県庁を訪れ、阿部守一知事に手渡すという事です。