糸と紙コップの楽器「ストリングラフィ」演奏会
絹糸と紙コップで音を奏でる楽器「ストリングラフィ」の演奏会が8日、伊那市のいなっせで開かれました。 ストリングラフィは、21年前に作曲家の水嶋一江さんが考案したオリジナル楽器と演奏スタイルの総称です。 この日は、水嶋さんら4人がクラシックや日本のポップスなどを演奏しました。 糸電話の原理を応用して作られていて、糸をはじいたり、こすったりすると、紙コップがスピーカーとなりとなり大きな音を出す仕組みとなっています。 毎回、会場の広さに合わせ、糸の長さなどを調整していて、今回は120本の糸を使用して設置には2時間ほどかかったということです。 会場には多くの親子連れなどが訪れ、絹糸の生み出す音色を楽しんでいました。