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不自由なこと、介護学ぶ

高遠小3年生以上が福祉体験

 高遠町の高遠小学校で16日、福祉体験会があり、3年以上の児童約180人が、手話を学んだり、アイマスクを付けて歩くなどして、福祉について理解を深めた。
 人権について考える「仲良し旬間」(14縲・5日)に合わせ、障害者や介護者の立場から福祉を学ぶ。車いすの使い方や点字の打ち方、介護や手話などを体験した。
 車いす班は、町社会福祉協議会の職員から「要車いす者を思いやって押すことが大事。勢いを付けたりせず、安全を心がけて」と指導を受け、2人1組になって校舎の周りを押して歩いた。
 段差や砂利道では、前輪を上げながら押したり、車いすを持ち上げたり、扱い方に悪戦苦闘する児童が目立った。
 点字班は、点字版と手筆を使って五十音や自分の名前を打ち、6つの点の位置によって成り立っていることを学んだ。
 同校は旬間中、人権についての特別授業や講演会などもする。

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