伊那市 子育てニーズアンケート内容まとまる
伊那市が国の子ども子育て支援法の成立に伴い実施するニーズ調査の内容が12日開かれた審議会でまとまりました。 ニーズ調査のアンケート用紙は、年内に発送されます。 調査の対象となるのは、5歳までの子どもがいる家庭の半数の約1,650世帯です。 調査の内容は、保護者の勤労状況や保育園、幼稚園などの利用状況、子育て支援事業の利用状況など約30項目です。 都市部では、待機園児の解消などが調査の主な目的とされていますが、伊那市では、キャパシティーは担保されているとして、保育内容などに踏み込んだ独自の質問を15問加えます。 朝食と夕食は誰と食べるかや、午後8時以降に外出する場合どこに行くか、また、現在市内の保育園や幼稚園では、取り組んでいない特色ある教育を取り入れるべきかなどを聞くことにしています。 伊那市は、来年1月中に調査を回収し、3月までに県に報告するとしています。 子ども・子育て審議会は、この調査に基づき、平成26年度中に伊那市の子ども・子育て支援事業計画を策定し、27年度からの実施を予定しています。 ニーズ調査は、箕輪町や南箕輪村でも行われます。