オリンパス株式会社 医療内視鏡修理施設開設
伊那市西町のオリンパス伊那事業場内に、内視鏡の修理を主な事業とする医療サービスオペレーションセンター長野が開設されました。 16日、施設が関係者に公開され、概要が説明されました。 医療サービスオペレーションセンター長野は、医療現場で使う内視鏡の修理やメンテナンスを行います。 去年4月から今年11月まで建設工事が行われ、長野オリンパス伊那事業場を一部解体し、増築して開設しました。 鉄筋コンクリート4階建てで、敷地面積はおよそ2万6,000平方メートル、延べ床面積およそ1万4,000平方メートルです。 従業員数は150人で、オリンパス伊那事業場と辰野事業場の従業員が実習を受け、12月9日から業務にあたっているということです。 虫やネズミの侵入を徹底的に防ぐ設備となっていて、施設内の植物は全て造花、電気はLEDを使用、出入り口には全てセンサーがついています。 現在オリンパスで、内視鏡の修理を行っている国内の医療サービスオペレーションセンターは他に福島県西白河郡にあり、東日本と北海道を担当しています。 今回開設した医療サービスオペレーションセンター長野は、中部地区と西日本を担当します。