67歳女性 珠算1級合格
孫と一緒に検定受験
伊那市手良の67歳の女性が日本商工会議所主催の珠算検定1級に合格しました。 商工会議所関係者は、同じ世代の人たちに元気を与える明るい話題と喜んでいます。 珠算検定1級に合格したのは、伊那市手良の向山明美さん67歳です。 16日は伊那商工会館で伊那商工会議所の川上建夫会頭から合格証書が手渡されました。 向山さんは小学生のときに2級を取得し社会人として働いているときも、事務仕事でそろばんを使っていたということです。 同居している小学2年生の孫が、そろばんを始めたことがきっかけで、ともに検定試験を受けることにしました。 6月は5人が検定を受け向山さんを含む全員が不合格でしたが、10月に再び受け合格しました。 伊那商工会議所によりますと、珠算検定を受けるのは主に小中学生だということで高齢者が検定を受け合格したのは近年にはないということです。 向山さんは、「珠算は脳の活性化にも役立つ。次は段位取得を目標にしたい。」と話していました。