11月月間有効求人倍率 3年ぶりに県の水準上回る
上伊那の11月の月間有効求人倍率は0.95倍で10月から0.07ポイント上昇しました。 県の有効求人倍率は0.94倍で、平成22年11月から3年ぶりに県の水準を上回りました。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は前の年の同じ月を24.5%上回る1,238人でした。 新規求職者数は、前の年の同じ月を23.1%下回る636人でした。 これにより、11月の月間有効求人倍率は、10月を0.07ポイント上回る0.95倍でした。 有効求人倍率は、4カ月連続の上昇となります。 ハローワーク伊那によります上伊那の主力産業である製造業が円安により改善の見通しがあることなどが、上昇した主な理由だということです。 また、全国の有効求人倍率は6年1カ月ぶりに1.00倍となり、全国的にも回復傾向にあるとしています。 ハローワーク伊那では、雇用情勢について「依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きが広がっている」として、3カ月ぶりに上方修正しました。