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本年度当初比1億9千万円減の31億円を目標に予算編成を

 宮田村は18日、建設事業など投資的費用を本年度の7割以内に抑制し、予算額も本年度当初に比べ約1億9千万円減の31億円を目標とする来年度の予算編成方針を示した。慣例にとらわれず事務事業を見直し、根本から積み上げる「ゼロベース予算」で編成に取り組む。
 本年度当初予算額の9割を上限として、一般財源を各事務事業に配分。継続する県単農道と土地区画整備事業を除き、投資的費用の見直しも徹底する。
 来年度からは行政評価制度も導入するため、今回の予算編成は事業効果を再検証する意味合いも強い。
 そのため予算額だけでなく、事業に見合った制度への変更なども検討し、歳出削減に努めたい考えだ。
 また、将来的な財政難を見越して、来年度予算は基金からの繰り入れを見込まないことが基本方針。数年続いている緊縮予算を継続し、持続可能な村財政の確立を目指す。
 この日は、職員を集めた会議で編成方針を説明。村長就任後初の予算編成となる清水靖夫村長は、徹底的な見直しと、地域の要望、実情に沿った事業展開を呼びかけた。

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