銭湯菊の湯 29日に営業終了

伊那市に唯一残る銭湯、菊の湯が29日で営業終了となります。 28日は営業終了を前に、常連客などが菊の湯を訪れました。 菊の湯は昭和10年に創業し、78年間町部の銭湯として利用されてきました。 燃料費の高騰、施設の老朽化、従業員の高齢化などにより、あすで営業を終了します。 菊の湯では、「ここまでがんばってこれたのもみなさまのお力添えがあってのこと。深く御礼申し上げます」と感謝しています。 また、菊の湯の廃業に伴い、家に風呂が無く困る人が居ることなどから、住民有志は29日、仮称「いい湯だな会」を結成します。 みはらしの湯への送迎サービスの充実や、街中に入浴施設を整備するための研究などを行います。 菊の湯の営業は29日午後9時までです。