かな書道の香葉会が書き初め会
「作品」としてのかなのコツ学ぶ
かな書道を学ぶ香葉会の書き初め会が、伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜で10日に開かれました。 香葉会は、書家の池上信子さんが会長をつとめ、かな書道を学んでいます。 25年ほどの歴史があり、会員は、伊那市を中心に上伊那地域の70人です。 書き初め会は、年の初めの恒例行事で、先輩・後輩・地域を越えて年に一回顔をあわせます。 10日は、池上さんらが、かな文字を作品に仕上げるためのコツを指導していました。 指導者たちは、「かな文字は線が大切で、それは、執筆姿勢。どんなにベテランになっても確認を怠らないでほしい」と参加者によびかけていました。 池上さんは、「かな文字は、日本古来の美しく、生活に密着した文字。伝承していかなくてはならない」と話し、参加者の筆運びを見ながら、時には厳しい口調で指導にあたっていました。