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高遠歴史博物館で貴重な拓本を公開

 高遠町東高遠の町立歴史博物館で27日まで、第22回特別展「拓本展窶柏甯・0年・今変革の時」が開かれている。同館が所有する、町に縁の深い人物の拓本を中心に約30点を公開。「精神文化の大切さと正しい価値観や倫理観を学ぶ一助にしたい」とした。
 砲術家の坂本天山が客死した長崎平戸の門人によって文化2年、皓台寺に建立された墓碑銘や、中国山東省曲阜の孔子博物館院の前庭にある孔子像、蘭学者の熊谷珪碩が内藤頼直公に献上し、1872(明治5)年に高遠小学校に寄贈した水戸藩校の弘道館碑の拓本などを並べた。
 町出身で東京音楽学校(現東京芸術大学)の初代校長・伊沢修二氏の記念碑や顕彰碑、高遠城址公園にある高遠公園碑や靖国招魂碑も展示している。
 午前9時から午後4時30分まで。入館料は一般400(団体300)円、小中学生200(団体150)円。
 問い合わせは、町立歴史博物館(TEL94・4444)へ。

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