高校生が1日看護体験
伊那中央病院で実習
伊那中央病院で28日、高校生の1日看護体験があった。上伊那の高校を中心に8校から43人が参加し、一般病棟で実習をした。
県看護協会が主催する恒例行事で▽高校生の進路の参考にしてもらう▽看護に理解を深める窶狽ヒらいがある。
病院の概要を聞いたり、足を洗う足浴を練習したあと、高校生は白衣に着替え、病棟で実習に入った。
現場で働く看護師の指導を受けながら、患者の足浴を体験。洗面器に足を入れ、丁寧に洗う高校生に、患者は「とっても気持ちがいい。このあと、すっと眠れるよ」と喜んだ。
伊那弥生ケ丘3年の新谷裕香さん(18)=宮田村=は「看護に興味があり、進路の参考になればと思って参加した。大変だけど、人とのかかわりがあって、やりがいのある職場」と話していた。