若手農業者が情報交換
2014アグリフォーラム in KAMIINA
上伊那の若手農業者が集い事例発表や意見交換等を行う2014アグリフォーラム イン上伊那が29日伊那市のJA上伊那伊那支所で開かれました。 この日は農業者や上伊那農業高校の生徒など80人ほどが参加しました。 フォーラムは「やるぜ!農業」をテーマに農業経営のヒントや、新たな活動のきっかけを作ってもらおうと行われました。 このうち発表会では、果樹農家や酪農家など8人と1団体が、上伊那地域の現状や課題、新たな生産方法の研究について発表しました。 3年前に愛知県から移住し箕輪町の牧場で働いている石郷岡(いしごうおか)直道さんは、「スマートフォンのアプリケーションのひとつラインを活用した、情報共有について紹介しました。石郷岡さんは「これまでの酪農は経験で世話をすることが多く、記録に残していない事が多かった。ラインを活用する事で、牧場の関係者全員が牛の状態について情報を共有でき、記録としても残る。 その結果、牛の健康につながり乳量が多くなった」と話していました。 実行委員会では、フォーラムを通して、農業の価値や魅力を発信し、地域とのつながりを作っていきたいとしています。