伊那北高校理数科の生徒による課題研究発表会
伊那市の伊那北高校理数科の生徒による課題研究発表会が1日、同窓会館で開かれました。 1日は、理数科の2年生40人が、去年4月から取り組んできた課題について発表しました。 今年で20回目となる発表会には、在校生や来年度入学を希望する中学生などが集まりました。 生徒らは、10のグループに別れ、夏休みや放課後を使って研究してきました。 スクリーンや実験器具を使いながら与えられた10分の中で発表していました。 ある班は、振り子の先にもう1つの振り子を付けた「二重振り子」の不規則な運動についての研究結果を発表しました。 生徒らは「コンピューター上でのシミュレーションと実際に行った実験の違いに驚いた。振り子の運動について少しでも理解できてよかった」と話していました。 澤井淳校長は「身近な生活の中に大きなヒントがある。知識と感性を磨いて今後の人生に活かしていってほしい」と話していました。