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伊那市土地開発公社 清算業務終了

40年の歴史に幕

伊那市土地開発公社 清算業務終了

 伊那市土地開発公社の解散に伴う精算人会が、13日市役所で開かれ、2170万円余りの残余財産を確定し、清算業務を終了しました。  伊那市土地開発公社は、第三セクター等改革推進債を活用して去年10月15日に解散しました。  公社が抱える負債、20億2千万円を、伊那市が金融機関に代位弁済し、19億9500万円は三セク債を使い、2,500万円は一般財源を充てました。  公社は所有する土地・19億200万円を市に代物弁済しましたが、足りなかった1億1800万円は市が債権放棄しています。  三セク債は、10年かけて返済する予定です。  公社は、去年10月に解散後、業務終了に向け手続きを行い、残余財産を確定しました。  残余財産2,170万円余りは、13日付で伊那市に引き渡されました。  代表清算人の酒井茂・伊那市副市長は、「今日を持って、長い歴史を持つ公社にかかる全ての業務が終了する。関係者の皆さんに感謝したい」と話していました。  伊那市土地開発公社は、40年の歴史に、幕を下ろしました。

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