サンライフ伊那 今後の市の対応、利用者が大筋で了承
利用者説明会で伊那市が説明
伊那市が、老朽化のため平成28年3月に閉鎖する事を決めた西春近のサンライフ伊那について、13日の利用者説明会で市側が今後の対応について修正案を示し、大筋で了承されました。 伊那市は平成28年3月31日をもってサンライフ伊那を閉鎖するとしていますが、閉鎖後の施設について、解体を含めた処分の方法については地元と協議するとしました。 13日の利用者説明会で、今後の対応について市が説明しました。 利用者の意見を踏まえ修正されたのは、▽現在21ある講座は来年度前期までとしていましたが後期まで実施する事▽受講料は値上げせず、これまでの、6か月20回で5千円を据え置く事などです。 市側は、閉鎖後の新たな学習場所として既存の体育館や公民館などをあげていますが、講座ごとに相談しながら順次決定するとしています。 利用者からは、「新たな学習場所を責任をもって探してほしい」「自主サークルとして活動するにはどのくらいの費用が掛かるのか、資料を提示してほしい」などの意見が出されました。 市は、今回の意見を反映させ、さらに具体的な対応を明記した文書を利用者に示し、合意に向けた協議を進めていくとしています。 この問題を巡っては、市が示している、サンライフ伊那、女性プラザ伊那、勤労青少年ホームの閉鎖・解体の方針について、施設利用者から、反対や詳しい説明を求める声が上がっていました。