JR飯田線運休区間に代行バス
飯田線一部運転再開 中央道通行止め解除進む
週末の大雪で乱れていた交通機関はJR飯田線で一部運行が再開されたほか中央道も通行止めの解除が進んでいます。 JR飯田線は箕輪町の伊那松島駅から飯田市の天竜峡駅の区間で折り返し運転が行われました。 ただ伊那松島駅から辰野駅までは17日も終日運転を見合わせたためJR東海では代行バスの運転を行いました。 朝、伊那松島駅では通勤や通学で電車を利用している人たちがJRの職員に運行状況などを確認していました。 代行バスは1時間に1本ほどの運転となり八十二銀行箕輪支店付近からの乗り降りとなりました。 上伊那の高校9校は、高遠高校と駒ヶ根工業高校が通常通り授業を行い赤穂高校は午後から休校、それ以外の6校は朝から休校となりました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村の小中学校と伊那養護学校は通常通り授業が行われました。 JR東海では午後4時現在伊那松島駅から辰野駅間など運休となっている区間について18日の再開に向け除雪や点検作業を進めています。 中央道は諏訪インターチェンジから岐阜方面が朝から上下線ともまた長野自動車道は午後から全線通行可能となっています。 午後4時現在、諏訪インターチェンジから八王子インターチェンジまでの間が上下線とも通行止めとなっています。 高速バスは名古屋方面の一部の便を除き全て運休しました。 伊那バスでは18日も新宿方面は運休それ以外は通常運転する予定です。
パイプハウス倒壊 被害額3億円超
大雪によるパイプハウスの倒壊など農業被害が拡大しJA上伊那では先々週の大雪とあわせると被害額は3億円を超えるとみています。 午後4時現在のまとめで、パイプハウス倒壊がおよそ67棟で先々週の被害と合わせると施設の再建に必要な金額は3億円を超えるとみています。 また今回の大雪による、ほうれん草やアルストロメリアなどの作物被害330万円で被害はさらに拡大する見通しです。 JA上伊那では被害調査を継続して行うとともに支援対策の検討とパイプハウスの部材の確保に努めるとしています。