館内ぎっしり力作披露
子どもも活躍・西箕輪公民館文化祭
伊那市の西箕輪公民館(城取茂美公民館長)で19、20日、文化祭が開かれている。地域の小中学校、伊那養護学校や、公民館クラブ・サークルが絵画、書、陶芸、絵手紙など約900点を出品し、見る人の目を楽しませている。
本年は児童、生徒からの出品数も充実し、公民館活動に籐工芸サークルも加わったことで、例年より100点ほど多く展示。地元出身の重盛国広さんの大正から平成までの故郷、日本、世界の移り変わりを記録した、写真の資料展もある。
2年目となる公民館サークルの「伝統文化こども生け花茶道教室」は生け花の展示と、期間中は無料サービスの茶席を設けている。月に2回の教室で学んできた成果を児童たちが披露している。
城取館長は「出品数が多いと予想し、一人2点までに制限したのにも関わらず、出品者数が増えて公民館にぎっしり作品が集まった。文化に対する地域住民の関心が高まっていて嬉しい」と話している。