上伊那農業高校課題研究発表会
上伊那農業高校の3年生による、1年間の学習の成果を披露する課題研究発表会が、20日、伊那市のいなっせで開かれました。 発表会は、卒業を前に、研究の集大成の場として毎年開かれています。 上農高校には4つの科それぞれに各科に専攻やコースがあり、全部で11コースあります。 この日は、11あるコースの中から選抜された代表生徒が発表しました。 そのうち、生物科学科の西垣(にしがき) 優里(ゆり)亜(あ)さんは、実験用のマウスのケージの消臭について研究しました。 普段は、ケージの床敷きには、紙くずを使用しているということですが、身近なもので床敷きを代用したところ、もみがらが一番消臭できたとしました。 また、消臭効果のあるよもぎを入れたところ、無臭に近くなったとしています。 上伊那農業高校では、「1年間研究を進めることは、この先、就職するにしても、進学するにしても役に立つ。」と話していました。