立体交差で事業費20億円上乗せ
環状南線延伸JR飯田線と交差で
伊那市の環状南線の西への延伸についてJR飯田線との交差を立体交差にした場合、事業費は平面交差より20億円以上上回ることがわかりました。 これは24日、伊那市役所で開かれた記者会見で白鳥孝市長が明らかにしたものです。 環状南線は国道153号とT字に交差しているナイスロードを西に伸ばすもので、伊那市では平成32年度の完成を目指しています。 飯田線を平面交差した場合の総事業費は27億円を見込んでいます。 立体交差とした場合これまでは10億円の上乗せとしていましたが20億円以上上乗せになることがわかりました。 白鳥市長は立体交差となった場合事業実施は厳しいとの考えを示しました。 市は来年度事業で環状南線の予備設計や路線測量など2,700万円を計上しています。 市では道路の交差についてJR東海と交渉を続けていくとしています。