上伊那福祉協会「みんなの工夫コンテスト」
上伊那福祉協会が運営する福祉施設の職員が、現場実践の中での取り組みの工夫を発表するみんなの工夫コンテストが、27日、伊那市のいなっせで開かれました。 コンテストでは、福祉協会が上伊那で運営する11施設のうち6施設の8グループが発表しました。 このコンテストは、職員の研鑚を積む場として、またモチベーションアップや仲間作りにつなげようと去年から行われていて、今年で2回目です。 このうち、南箕輪村の南箕輪老人ホームの職員などでつくる認知症キャラバンメイトのメンバーは、認知症と家族のあり方についての寸劇を披露しました。 寸劇では、これまでのように買い物や料理ができなくなったおばあさんに対して、家族がどのようにすれば良いかを紹介していました。 キャラバンメイトは、「認知症に対する正しい知識を持ってもらい、困っている家族には、具体的な対処法をアドバイスしたい」と話していました。 会場には、福祉協会の職員など100人ほどが集まり、それぞれの施設の活動に理解を深めていました。