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伊那華のみそ娘 寒仕込み

伊那華のみそ娘 寒仕込み

JA上伊那の特産みそ「伊那華のみそ娘」の寒仕込みが本格化しています。 蒸した米に麹菌をつけて2日間おき、大豆とあら塩を混ぜておけに入れていきます。 伊那市東春近の主婦15人でつくる加工組合が毎年農閑期のこの時期に仕込んでいて、今年で15年目を迎えます。 味噌の消費量は年々減少気味で、今年は在庫調整のため、去年の12トンから6トンと生産量を半減させるということです。 伊那華のみそ娘は、伊那産のコシヒカリと大豆を使用しています。 組合長の小林都志子さんは、「地域の学校でも使ってもらっている安心で安全な味噌。ぜひ多くの人に味わってもらいたい」と話しています。 味噌の仕込みで特に大事なのは、麹づくりです。 味を左右するというその作業は、蒸らした米を42度まで下げて、麹菌をまぶしていきます。 組合発足当初から参加している人が多く、息のあった仕事ぶりでてきぱきと進めていました。 味噌は、1年間ねかせてJAの直売所などに出荷されていきます。 仕込みは、3月20日頃まで行なわれます。

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