特殊詐欺防止 ジャパンネット銀行に感謝状
伊那警察署はギャンブル必勝法の情報提供を装った特殊詐欺の被害を未然に防いだとしてジャパンネット銀行に2月26日感謝状を贈りました。 この日はジャパンネット銀行の中川明彦モニタリングセンターグループ長が伊那警察署を訪れ青木辰夫署長から感謝状が贈られました。 三井住友銀行グループのジャパンネット銀行は日本初のインターネット銀行として2000年に開業しました。 日頃からインターネットやIT業界の危険性を認識し、不審なお金の動きが無いかモニタリングを行っていて、不正利用の可能性のある口座については独自の判断で利用停止などの対策をしているという事です。 今回の表彰は、去年の11月に、伊那警察署が認知したギャンブル必勝法をかたる、特詐欺に利用されていた口座について独自に利用停止の手続きを行いました。 これにより、犯人が現金を引き出す事が出来ず、被害を未然に防いだものです。 伊那警察署によりますと、管内でのインターネット銀行による詐欺防止は初めてのケースだという事です。 中川さんは「特殊詐欺は日々変化している。時代にあわせた対策を取っていきたい」と話していました。 伊那警察署では、もうけ話にのらず、電話や郵便による現金の請求には、一人で判断せず相談するよう注意を呼びかけています。