東日本大震災から3年 復興願う
東日本大震災から3年。 伊那市は11日、地震発生の午後2時46分に防災無線でサイレンを鳴らし早期復興を祈りました。 伊那市の東部中学校ではタカトオコヒガンザクラを通して交流している宮城県の高砂中学校とインターネットのテレビ電話を繋ぎました。 東部中学校の2年生は、高砂中で行われた、復興プロジェクトの集会の様子をリアルタイムで見ました。 東日本大震災が発生した2時46分、生徒たちは黙とうを捧げました。 東部中学校と高砂中学校との交流は震災のあった2011年からタカトオコヒガンザクラの縁で始まりました。 高砂中学校のシンボルだった桜が震災で津波にあい枯れてしまったことを知った東部中が2012年に門外不出のタカトオコヒガンザクラを贈ったものです。 集会では、仙台市が製作したDVDを見たり高砂中学校の卒業生たちが当時の様子を話しました。 最後に東部中学校の2学年運営委員長の恒川遼太君がメッセージを送りました。 高砂中学校の山田大地君は「これからも復興の先へと向かっていきます」と話していました。