東海大三 初戦は広島新庄
15日甲子園へ出発
今月21日に開幕する選抜高校野球の組み合わせ抽選会が14日、大阪市で開かれ東海大三高校の対戦相手が決まりました。 東海大三高校は大会5日目の第一試合、春夏初めて出場の広島県の広島新庄高校と対戦します。
上伊那出身の選手 夢の舞台甲子園へ
15年ぶり3回目の選抜出場する東海大三高校野球部の多くの選手は上伊那から通っています。 茅野市にある東海大三高校。 野球部員は1、2年生合わせて49人、このうち上伊那出身の選手は15人で、バッテリーも上伊那出身の2人です。 エースは、南箕輪中出身の高井ジュリアン君。 キャッチャーは東部中出身の原雄士君。 高井君は、伊那北駅からおよそ1時間30分かけて学校に通っています。 原君は親元を離れ寮生活です。 ピッチャーの高井君は、伊那北駅から自宅までは両親に送り迎えをしてもらっています。 高井君は、5人兄弟の長男で、 これまで支えてくれた家族のためにも甲子園では感謝の気持ちを込めて投げたいと話します。 息子を支えるフィリピン出身で母親のジョネットさん。 試合の新聞記事などを大切に保管しています。 東海大三高校野球部は15日、甲子園に出発します。 春の選抜は21日に開幕し、東海大三の初戦は25日に広島新庄高校と対戦します。 上伊那出身の選手の活躍が期待されます。