ジオパーク南アルプス大会を前に推進チーム初会合
関連イベントについてアイディアや意見を交換
今年9月に伊那市で開かれる日本ジオパーク南アルプス大会を前に、伊那地域の関係団体でつくる推進チームの初会合が、14日、開かれ、関連イベントの内容について意見を交わしました。 伊那地域推進チームは、ジオパーク大会を盛り上げる関連企画について検討する組織で、実行委員会とは別に伊那市で地域活動を行っている団体や高校の教諭などが参加します。 会議には、およそ50人が参加し関連イベントについてアイディアや意見を出し合いました。 高遠高校の石城正志校長は、信仰と地質の関連性などについて考えるキックオフイベントを来月13日に杖突峠にある峠の茶屋で予定していると報告しました。 長谷のざんざ亭で鹿を使った料理などを提供している長谷部晃さんは、ジビエに昆虫、雑穀を使った料理を提供する「ジビエフェスタ」を開く考えを示しました。 伊那図書館の平賀研也館長は「観光客向けにスマートフォンのアプリを使ったサービスを提供したい」と話し、チームのメンバーになっている旅行会社などに協力を呼びかけました。 大会は、9月27日から30日までの4日間開かれ、県内外からおよそ2,900人の来場を見込んでいます。 推進チームでは、企画の調整と準備を行うための会議を来月開き、その後順次実施していくとしています。