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伊那市老人憩の家 7か所縮小・廃止へ

伊那市老人憩の家 7か所縮小・廃止へ

伊那市は、主に高齢者が利用している市内7か所にある老人憩の家の縮小、廃止を検討しています。 これは、17日伊那市役所で開かれた市議会社会委員会協議会で報告されたものです。 現在市内には、「脳いきいき教室」などで主に高齢者が利用している老人憩の家が7か所あります。 縮小・廃止の対象となっているのは中央の緑の家、富県の富県荘、手良の手良荘、荒井の西部荘、東春近の東春近荘、西春近の西春近荘、西箕輪の西箕輪荘です。 伊那市によりますと、7施設を利用した高齢者の人数は、平成21年の8,146人と比べて平成24年は7,002人と、1,144人減少しているということです。 また、どの施設も建設から30年以上が経っていて建物の老朽化が目立っているということです。 市では、西箕輪荘以外の6つの施設について、平成28年度または29年度までに地元区へ無償で譲渡または売却し、平成30年度までに建物の取り壊しを行うとしています。 西箕輪荘については、来月から管理を生涯学習課が行い、学童クラブの利用のみとします。 今後、利用者を対象に説明会を開き、市の方針について理解を求めていくということです。

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