河川協力団体 伊那市内2団体指定
中部地方整備局は天竜川流域で環境保全活動などを行う18団体を河川協力団体に指定しました。このうち伊那市からは、西春近自治協議会と三峰川みらい会議が指定されました。 19日は駒ケ根市の天竜川上流河川事務所で管轄区間で活動する団体に対し指定証授与式が行われました。 天竜川上流河川事務所が管轄する岡谷市から飯田市では、5団体が指定され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは西春近自治協議会と三峰川みらい会議の2団体が指定されました。 西春近自治協議会は天竜川の小黒川との合流点から宮田村境までの河川敷の整備を行っています。 また、三峰川みらい会議は高遠ダムから天竜川合流点までの三峰川で生物の観察会や環境整備などを行っています。 河川協力団は、河川法が去年改正された事により創設された制度で天竜川の直轄区間では初めての指定となります。 河川協力団体に指定される事により河川敷の利用や生物の採取の許可が簡素化されます。 天竜川上流河川事務所の中谷洋明所長は、「日常の環境活動があり河川の安全が守られている。これまで以上に活発に活動してほしい」と話していました。