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地域桜守育成講座 新たに8人修了

地域桜守育成講座 新たに8人修了

日本一の桜の里づくりを進める伊那市の地域桜守育成講習会が19日修了し3期生8人に修了証が渡されました。 市役所で開かれた修了式で白鳥孝市長から8人の受講生に修了証が手渡されました。 講習会は、去年5月から6回開かれ最終日のこの日は東春近の榛原公民館で、タカトウコヒガンザクラとエドヒガンザクラ5本を植樹しました。 講師をつとめる、伊那市振興公社の桜守、稲辺謙次郎さんからは「成長をイメージし場所を決める」「桜は根が横に伸びるので間隔をとる事が大切」などのアドバイスを受けていました。 市によると現在市内には1万2千本の桜があるということで行政と住民、桜守が連携しながら保護、育成を進める事が求められています。 修了式で稲辺さんは「どの桜の木にも思いや歴史がある。手入れを行っていく上で大切なのは技術よりも信頼関係を築く事」と話していました。 受講生を代表して、御園の御子柴春樹さんは、「一年間の講習で自信もついた。地域に貢献できる事に感謝し、生きがいとして桜を見守っていきたい」と挨拶しました。 今年度の3期生を含めこれまでに地域桜守講習会の修了者は24人となっています。

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