「西春近よいとこマップ」 住民が環境整備
地域の史跡や観光名所などを掲載した「西春近よいとこマップ」を作製した、伊那市の西春近自治協議会は、多くの人に訪れてもらおうと、マップ掲載箇所の環境整備を行いました。 20日は、表木城跡と小出城跡の2か所で環境整備が行われ、自治協議会のメンバー約50人が参加しました。 ここ表木城跡は、以前は笹竹が生い茂っていましたが、去年6月に地域住民が伐採作業を行い、この日は、その枝を運ぶ作業を行いました。 西春近自治協議会は、去年12月、地域の見どころ61か所、城跡10か所をまとめたマップを作製しました。 表木城跡はそのうちの一つで、 室町時代前期に築かれ、戦国期に武田信玄が伊那に侵入した際に滅ぼされた推定されています。 協議会では、5月にここへ、シダレザクラ5本を植樹する計画で、地域の人が気軽に訪れることができるような場所にしていきたいということです。