箕輪町景観計画策定委員会 発足
景観行政団体への移行を目指す箕輪町で、景観計画を策定するための委員会が19日夜発足しました。 一般公募5人を含む19人が、平澤豊満町長から委員に委嘱されました。 箕輪町では、優良な景観を守る仕組みを作ろうと、来年8月の景観行政団体への移行を目指しています。 委員会は、移行のための景観計画を検討します。 計画は、景観の基本理念や、地域ごとの方針、建物や看板の高さ、色彩といった基準などをさだめるものです。 委員会では、町民対象に行われたアンケートの結果も示されました。 それによると、山岳景観やパノラマ景観を町の特徴と考えていることがわかりました。 アンケートは、去年の8月から9月にかけて、箕輪町民、2500人を対象に行われ、1341人から回答がありました。 箕輪の景観の特徴についての問いに対しては、複数回答で、南アルプス、中央アルプス等の山岳景観が、66.2%でもっとも多く、次いで、市街地、田園地帯を一望できるパノラマ景観が、59.7%となっています。 あまり好ましくないと感じるものはとの問いには、特にないが38.5%、となっていて現在比較的優良な景観が保たれていると感じていることが分かりました。 箕輪町では、来年1月に景観計画の策定を、8月に景観行政団体への移行、10月に景観条例の施行を目指します。