西光寺で延命地蔵尊 例祭
箕輪町沢の西光寺で延命地蔵尊の例祭が21日行われました。 西光寺の延命地蔵尊は、「延命長寿のお地蔵さん」として親しまれています。 21日は、五穀豊穣、子孫繁栄などにご利益があるとされる延命地蔵に感謝し、お祈りをしようと例祭が行われ、仏教会や地域の代表などが手を合わせました。 西光寺の延命地蔵は、今から260年ほど前の寛延4年、1751年に高遠石工の向山重左衛門が彫ったもので、平成14年に町の文化財に指定されています。 像が大きく気品があり、重左衛門が生涯に製作した100体ほどの石仏の中でも傑作とされています。 例祭では、法要が営まれ、仏教会の15人が、地蔵菩薩に関する御詠歌を歌い奉納しました。 西光寺では、「様々なご利益があるこのお地蔵さまをもっとPRして、多くの人たちに知ってもらいたい。」と話しています。