井月の句にちなんだ料理試食
JA上伊那などでつくる「上伊那!食べたい」提案隊は、地域活性化に繋げようと、漂泊の俳人井上井月にちなんだ料理を考案し、24日、試食会を開きました。 試食会には、「上伊那!食べたい」提案隊を組織する、JA上伊那や上伊那地方事務所などの関係者、およそ30人が集まりました。 井月が詠んだ句に出てくる農産物や伝統食にちなんだ料理を提案することで、地域の貴重な食として記録に残し、地元農産物の価値の再認識と地域振興に役立てようというものです。 料理は、春、夏、秋、冬と季節ごとに分けて、全部で14品作りました。 提案隊はこの日のアンケートを基に料理の改良を進め、4月中にはレシピを公開する考えです。
秋のメニューのリゾットは、「粟粥でつなぐ命や雪の旅」をイメージして、豆乳と豆をメインに作られました。
冬のメニューのグラタンは、「餅搗は家内和合の始かな」をイメージしていて、餅と里芋が入ったモノになっています。