高遠中が第1回信州おもてなし大賞
学校教育で「おもてなし」育まれていると評価
長野県が県内の団体などが実践するおもてなしの活動の中から、他の模範となる活動を表彰する第1回信州おもてなし大賞で、伊那市の高遠中学校が、大賞を受賞しました。 27日は、長野市内で表彰式が行われ、高遠中学校の小松 民敏校長と生徒会長の矢澤 亘君が阿部守一県知事から表彰を受けました。 おもてなし大賞は、長野県が県内の企業や団体または個人が実践するおもてなしの中から、模範となる取り組みや優れた功績を表彰するものです。 第1回となった今年、県内から41の応募があり、大賞3団体のうちの1つに、高遠中学校が選ばれました。 高遠中では、高遠さくら祭りの観桜期中に、校庭を無料駐車場として開放し、中学生が案内やトイレ清掃などを行っています。 こうした活動が「おもてなし」の振る舞いが学校教育の中ではぐくまれているとして大賞に選定されました。 受賞にあたり、矢澤君は、「学校に伝わる伝統の活動で、大賞受賞は先輩達たちから続く活動の賜物。観桜期には、是非、高遠中の駐車場を利用して高遠の桜を見に来てください」と話していました。