伊那市内中学校部活動「学校判断に委ねる」
伊那市教育委員会は、伊那市内の中学校での部活動の朝練について、基本的には学校の判断に委ね、実施する場合は、生徒や保護者に対して十分に説明し理解を得るとする方針を示しました。 27日は、伊那市役所で教育委員会の定例会が開かれ、伊那市内での中学校での運動部の部活動のあり方について協議されました。 部活動のあり方について県は、平日の練習は長くても3時間までとする、基本的には朝の部活動を行わないなどとする活動基準を示しています。 伊那市教育委員会では、基本的には学校の判断に委ねるが、朝の部活動を実施する場合は、生徒の健康や生活リズムに配慮し、生徒や保護者に対して十分に説明し理解を得ることとしています。 伊那市内には、バス通学のため部活動ができる時間が限られる学校もあることなどから、それぞれの判断に委ねることとしました。 また、伊那市教育委員会の方針として、1ヶ月ごとの部活動の計画を立てて保護者に通知していくことなどを盛り込みました。 委員からは、「現場の判断に任せるのが良い」「ぶれなく実施しないと県の基準が形骸化してしまう」などの声があがっていました。