伊那公園 開花
花見小屋も営業開始
桜の開花の便りがこの伊那地域でも聞かれるようになりました。 伊那市中央の伊那公園もコヒガンザクラがほころび始めています。 公園西側にはコヒガンザクラおよそ60本が植えられていて、そのうちの数本が、4日開花しました。 去年より5日遅い開花です。 伊那公園桜愛護会によりますと、公園内にある400本の桜の中で、コヒガンザクラは毎年早く開花するということです。 伊那公園の桜は、来週見頃を迎え、来週末には満開になりそうです。 そんな伊那公園で今年も花見小屋の営業が始まっています。 伊那市富県出身で駒ヶ根市で民宿などを営業している北沢福明さんが50年近く続けています。 出店当時は、そばが一杯100円、一日1,300杯を売り上げたこともあったといいます。 時代とともに、花見客の足は遠のきましたが、1人でも多くの人に来てもらいたいとお酒やジュースなどの価格は、この10年間据え置きで営業しています。 この花見小屋には、飲み物や食べ物のほかに貸しござもあり、伊那公園のお花見に欠かすことができない存在になっています。