カルミナ・ブラーナ 本番に向け練習大詰め

今年6月にカルミナ・ブラーナを歌い上げる手作りの演奏会が伊那市の伊那文化会館で開かれます。 本番に向け公募で集まった市民合唱団の練習が大詰めとなっています。 6日は、伊那市のいなっせで練習が行われ、当日指揮を務める横山奏さんが東京から訪れました。 横山さんはこの春、東京芸術大の大学院を卒業しました。 おととし高遠町で行われた伊澤修二記念音楽祭でも指揮をしました。 カルミナ・ブラーナはドイツ南部の修道院で19世紀の初めに発見された詩歌集です。 ドイツの作曲家カール・オルフが曲をつけ独唱、合唱用の作品にしました。 合唱団には、上伊那を中心に下伊那や諏訪、遠くは千葉県から150人が参加しています。 練習は発足した去年2月から行われていて、横山さんとの練習は2回目です。 練習の中で横山さんは「とにかく言葉をしっかり出すことが大切。歌詞をイメージして歌って欲しい」と指導していました。 集まった団員たちは楽譜を見ながら会場に歌声を響かせていました。 6月8日の本番は、舞踊団や伊那フィルハーモニー交響楽団などと一緒になって25曲を披露することになっています。