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諏訪と伊那 交流 キックオフイベント13日に

自然、くらし文化の源流をたどる

諏訪と伊那 交流 キックオフイベント13日に

諏訪と伊那谷の自然、くらしと文化の源流をたどる交流プロジェクト、SUWA-INA峠のサミット キックオフミーティングが、13日(日)に、茅野市の峠の茶屋で開かれます。 キックオフミーティングは、伊那と諏訪を結ぶ杖突峠の頂上付近にある峠の茶屋で実施を予定しています。 ミーティングを行う部屋からは、諏訪地域が一望できます。 10日は、伊那市の伊那図書館に関係者が集まりました。 古地図などに現在地を表示することができ、歴史や文化についての情報もまとめたアプリ「高遠ぶらり」を制作するプロジェクトと、諏訪地域を中心に日本の古い信仰について研究しているグループ「スワニミズム」が、初めて開くイベントです。 諏訪と伊那の自然や、文化、歴史を掘り下げようというもので、当日は杖突峠からの景色を眺めながら、諏訪地域の地質や地形、遺跡や神社についての解説があります。 ほかに、伊那図書館の平賀研也館長と、前高遠高校校長で、現在は、諏訪清陵高校の校長をつとめる石城 正志さんによる対談なども予定されています。 また、江戸時代後期の博物学者 菅江 真澄が記した諏訪大社の御頭祭での鹿肉などの供物の絵を、伊那市長谷ざんざ亭の長谷部晃さんが、独自の解釈で再現した料理も披露されます。 料理は、鹿の脳を使った和え物や、鹿のロースト、パテなどが提供される予定です。 諏訪伊那峠のサミットでは、このキックオフミーティングをきっかけに、それぞれの文化や歴史などのルーツに迫る交流が生まれることに期待しています。 諏訪伊那峠のサミットは、13日(日)に、茅野市の峠の茶屋で開かれる予定です。

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