クロスペンアカデミー 山岸淳子さん講演会
伊那北高校の今年度の薫ヶ丘クロスペンアカデミーが12日に開かれ、伊那市出身で日本フィルハーモニー交響楽団の山岸淳子さんが講演しました。 12日は全校生徒や保護者など、およそ700人が参加しました。 講演会では、山岸さんが自身の体験を振り返り、進路について話しました。 山岸さんは、伊那北高校卒業後、東京芸術大学音楽学部楽理科に進学し、現在は日本フィルハーモニー交響楽団の特命担当として新規事業の開拓などに携わっています。 高校生の時、山岸さんは進路に悩んでいたといいます。 音楽の道に進みたいと考えてはいましたが、人前で演奏するのが好きではなかったためです。 現在の道に進んだきっかけは、ピアノ教室の先生が「音楽の理論を学ぶ楽理科の存在を教えてくれたこと」だといいます。 薫ヶ丘クロスペンアカデミーは、生徒に広く社会を知り、将来について考えてもらおうと同窓会やPTAなどが毎年開いています。