トルコギキョウ播種作業最盛期
今年度は330万本出荷予定
上伊那の花の主力品種のひとつトルコギキョウの播種作業が最盛期を迎えています。 14日は伊那市東春近のハウスでトルコギキョウの播種作業が行われました。 播種作業は上伊那の生産農家およそ90戸でつくる農事組合法人いなアグリバレーが行っているものです。 今年度は新規参入農家や生産量を増やした農家があったことから昨年度より30万本ほど多い330万本の出荷を予定しています。 作業は土をひいたトレーに専用の機械を使って一粒ずつまくもので、14日だけでおよそ2200枚のトレーに種をまきました。 いなアグリバレーによりますと、長野県はトルコギキョウの出荷が日本一、また県内では諏訪に次いで上伊那は2番目の出荷量だということです。 出荷しているうちの8割が上伊那のオリジナル品種で花の色の良さや花持ちの長いところが特長だということです。 播種作業は5月末まで行われ、出荷は6月下旬頃からピークとなり主に、関東や関西、中京方面に出荷する計画です。